Vol.1
コレクションを始めよう!
1. Cancun Square Pin w/Three
Mayan Symbols and Purple Logo - Cloisonne
2. Bangkok Brown Teddy Bear - Enamel
3. Stockholm KISS NIGHT '96
日本のコレクターの皆さん、私たちはとってもラッキーなんですよ。 最近の日本のHRCは、エナメル仕上げのきれいなイベントピンをたまに出していて人気も高い! 男の人なら、かっこいいピン、レアなピン! 女の人なら、かわいいピン! というように、テーマを決めて集めていくと面白いよ。 “Logoholic Speaks” 第1回は、これからコレクションを始める人たちのために、どうやってコレクションを増やしていくのかをまとめてみました。
まず日本のピンは全部揃えましょ。 誰か友達が地方に行った時などに頼んでみたりね。 国内6店舗で現在発売中のレギュラーピン(1年中売っているピン)でも、いきなり生産中止になる事もあるからね。「いつでも買えるさ!」 なんて言ってて、東京の今は無きWhite Les Paulピンを買い逃した人を何人か知ってるぞ。 ま、そんな情報は誰かがCiERA. NET等のBBSに書いてくれるでしょ。 そんな訳で大阪のKISS Axe Bassピンも、ついにこの夏(98年)売り切れになっちゃったね。
コレクションの基本はトレードです。 友達が海外に行くのなら、自分の分の他にもう1つずつ頼むとよい。 もちろん1つはトレード用。 でも例えば友達がハワイに行くのだとしても、その時に自分の気に入りそうなデザインのピンを売っているかどうかは事前にチェックしないとね。 自分のコレクションの中にダブりがあれば、あなたも立派なコレクターです。 さあ、さっそくBBSで他のコレクターにアピール! 「こんなピンがあります、誰かトレードしませんか?」等とメッセージを残してみよう。
日本のHRCに行く機会があれば、マーチャンダイスやウェイトレスのお姉さん達ともトレードできるかもね。 でも彼女達は仕事中の身、忙しそうな人には声をかけちゃいけません。 週末の夜などは、もってのほかです。 平日の午後3時(仕事は? )や月曜日の夜など、邪魔にならないようにマナーを守ってトレードしたいものですね。
Hard Rock HOTELのBBSなどには、世界中のコレクターたちがトレードを呼びかけていますが、こちらの場合は気合いの入ったヘビーなコレクター達の中に飛び込むわけですから、それなりの覚悟が必要です。 うっかりBBSに 「トレード希望、日本のピンあります!」 などとメッセージを残すと、さばききれないほどのメールが届く事も考えられます。 最初のうちは海外のBBSには書き込んだりせずに、差出人に直接メールを(英語で)出すのが一番安全だと思うけど。
私のリンクのページには、いつもメールのやり取りをしている海外のコレクターのページを幾つか紹介しています。 そんなページで、「おおおーっ、こんなピンもあるのか!」 って、どうしても欲しくなるピンもあるハズです。 でもHRCのピンには、生産個数の少ないモノ、何年も前に発売中止になったピン、ANTWERPやTAICHUNGなど既に閉店している都市のピン、またSTAFFオンリーの非売品のピンなどもあるので、いつでも1:1でトレードできるとは限りません。 海外のコレクターの中には、ピンを現金(US$)で売っている人もいますから、まめにチェックしていれば、だんだんとレアなピンの価値も分かってくるでしょう。 でもいきなり現金で買うというのは薦めないよ。 少しずつ、お小遣いの許す範囲で手に入りやすいピンをためといて、例えば相手のピンが96年のイベントピンなら、日本の98年のイベントピンを2、3個くらいで交渉するとかね。 上記のコレクターたちは、コレクション数もケタ違いの、とても太刀打ちできないような人々ですが、BBSでオファーしている海外のコレクターの中にも、結構 「東京の神風ギターが欲しい!」とか、「横浜のシティーギターとトレードして欲しい!」なんて人もいるから、3、4個くらいのトレードから始めてみては如何ですか? 相手のトレードピンリストを送ってもらったり、こちらのトレード出来るピンのリストを送って選んでもらうといいでしょう。 一度にトレードする数は少なくても、毎回同じ人と長くトレードを続けていけば、きっと有利な条件も出してくれると思います。 ケチなやつ、セコいやつは、メリットも無いのでスッパリ縁を切りましょう(笑)。
さて実際にピンを送る事になった貴方、まさか茶封筒にそのままじゃらじゃらピンを入れたりしないよね? クッキーの缶に入っている “プチプチ(何ていうんだ?)” の封筒に入れても、ギターピンなどは確実に割れちゃいます。 私などは、1つ1つ壊れないようにしっかり “プチプチ” にくるんでから、さらに厚めの封筒に入れています。 ピンの数も10個を超える時なんかは、箱に入れてあげるなど細心の注意を払って、事故のない楽しいトレードをしましょう! いつまでも相手からピンが届かない時は、「はやく送れ!」 と言うよりも、「いつ送りましたか?」 と尋ねるとよい。 相手からピンが届いた時に必ずメールで知らせるのも大事なマナー。
小型包装物で海外に出す時は、税関申告シールに中に入れたピンの値段を書くんだけど、「このピンはUS$100の価値があるから!」 と、1個のピンなのに“US$100”と書くと、相手が受け取る時に税金を払わなければならない場合があるので嫌がられる。 せいぜいUS$20くらいにしてあげると相手も助かるらしいね。 かと言って無くなった場合が心配なら、やっぱり高いピンを送る時は、書き留めや郵便局のEMS(書き留め速達サービス)にするとかね。 自分なりに様子を見て工夫してみて!
今日は眠いので、続きはまたのちほど。