Vol.35-3
バーロッカーの決勝は、「2014 GLOBAL CONFERENCE」というハードロックのビジネスパートナーが集まる展示会場の特設ステージで行われます。 イベント会場には関係者しか入ることができないらしいので、ショーを観られないのなら日本から来た知り合いのスタッフさんたちに速報で結果を教えてもらおうと思っていましたが、開始時間の直前に会うことができた日本のマネージャーさんが私たち２人の名前をゲスト名簿に入れてくれたおかげで入場許可証のラミネートをＧＥＴ、正規のゲストとして中に入ることができました（ありがとうございました）。 あ、みんなに会った時、「なんでここにいるの！？」とビックリしてくれましたよ。 でぇもん♂さんの作戦は大成功です。
入口で配布されたパンフレットと入場許可証のラミネート。
関係者のイベントなので詳しい内容は非公開（上）
ラミネートにはランヤードが付いてましたが、ラミコレの私は傷が付かないように取り外し永久保存版に（下）
上手いこと会場に潜入することはできましたが、私たちはピンコレクターなのです。 スーツをビシッと着こなしカクテルを片手に談笑している人や、見るからに大企業のお偉いさんといった雰囲気の紳士、そしてラフな格好なのに誰とでも親しそうに話のできる、いかにもハードロックの世界では有名人なんだろうと思える若者など、ハッキリ言って場違いな空気が充満しています。
（このラミネートさえあれば臆することはないんだ！）
（堂々と会場内をねり歩いてやろう！）
自分にそう言い聞かせてはみたものの、気の小さいロゴホリックは、できるだけ目立たないよう隅っこでおとなしくしているつもりだったのに、その直後、まるで横浜店のサーバー（てつこ）のように全身ピンバッジな出で立ちのボブおじさんが現れました（どこにでも現れる）。 全く遠慮のない、関係者でもない（笑）ボブが平然と、しかもおそらく許可も無しに一眼レフでイベントの写真を撮りまくっているのを見て（せめてドリンクくらいは貰ってもいいかな）という気持ちにはなりましたが、それでもこの不安感は拭い切れません。
安心が欲しくて、（そうだ、でぇもん♂さんに話をして同意をもらおう！）と思い立ち、彼を見つけて仰天しました。
ステージ前の最前列で『必●勝』のハチマキを頭に巻き、ビデオカメラと日本の旗を手に奇声を上げています（困）！
（この人、すげぇ）
でぇもん♂さん、まだバーロッカーのショーは始まっていないのに完全に１人スタンバってます。 日本のピンイベントでも必ず目立つ彼なのに、アメリカではもっとスゴイことになってるの。 ロゴホリックよ、もう何も気にするな。 オマエも素直にイベントを楽しむのだ！
さあ、ステージの上では、いよいよバーロッカーの決勝が行われます！ 世界中から集まったファイナル進出の出場者は、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、南米、そして日本から総勢１０名。 パンフレットの最初のページには、「トップ１０ファイナリスト」として彼らの名前と所属店舗が紹介されています。 これだけでも一生モノの記念品になりますね。
ステージの上では１人ずつ出場者が紹介されます。 がんばれ日本代表！
数百人の前でパフォーマンスを披露するカズキ君。 巨大なモニターにもその勇姿が！（photo by Monako）
大音量でＢＧＭが流れ、まるでライブ会場のようなイベントでした（ライブ会場です）。 カズキ君は惜しくも優勝を逃しましたが、次々と難しいワザを決めて大健闘、本番が終わったあと代わる代わる外人さんたちが握手を求めに来てカッコよかったです。 上野駅店の再オープン（２月２５日）後も、新しいバーカウンターで大活躍してくださいね。
ロンドンからはリタおばさんも会場に来ていて、一緒に日本の国旗を振りながら応援してくれたのですよ。 私は２００１年のアムステルダムと２００３年のロンドンでは一緒に写真を撮ってもらいましたが、２００８年に日本のピンイベントで来日した時は、「HAPPY BIRTHDAY」と書かれた丸いポラロイドしか（笑）記念写真を撮らなかったので、今回は新品のアイフォンでキレイに写してもらいました（嬉）。 どこかの某○○女優さんのように、ＤＶＤを２枚買ったりしなくてもツーショットは撮ってもらえました。
会場ではＷＤＩの社長さんからハードロックの社長さんを紹介していただきました（ありがとうございます）！ 「キミハ、イクツノハードロック二イッタコトアルカネ？」という質問に、「今回のフロリダ旅行で３８都市になる予定です！」と答えたら、「ワタシハ２４０ダヨ！」と嬉しそうに自慢してきました（一般人をライバル視してどうする）。 「会場内の写真を撮ってもいいですか？」と聞いてみたら快く「ＯＫ！」と言われたので、遠くから写した会場の雰囲気が伝わりそうな１枚と、ピンメーカーのテーブルのみ小さめの写真を載せておきます。 あまりたくさん紹介して、社外秘がいっぱい写ってたらマズイから。 「会場内で配られている試供品もたくさん貰って帰りなさい。」という太っ腹なお言葉も、すごーく幸せ。
アップでは写せません。
ピンバッジやＴシャツの他に、食器、家具、ペーパー類、プラスチック製品など、ハードロックカフェに関する、あらゆる企業の商品が展示されていました。 会場内は飲み放題＆食べ放題、そしてプロモーション用の試供品は貰い放題！ でぇもん♂さんや日本から参加したスタッフさんたちと、「あっちのテーブルではＴシャツがタダで貰える！」とか、「向こうでこんなの見つけた！」など、みんなで戦利品を見せ合いながらグッズを集めまくりました！ みんな、どんどん図々しくなってくる（笑）。
ピンバッジ見つけた♪ 日本のハローキティや芸者のピンなどがディスプレイの中央に！
結局、何時まで会場にいたんでしょう、人の数がまばらになるくらいまでウロウロしてた記憶があります。 ハードロック関連グッズをたくさん抱えてみんな大喜び！ 私の黒いＧジャンも、多くの人に見てもらえました。
みんな貰ってたエコバッグ（？）みたいなの。 右のほうは非売品かな？
部屋に戻り、お宝をベッドの上に並べます。
その夜は興奮して、夜中の２時くらいまで眠れませんでした。
決して、隣のベッドで豪快に寝ている人のせいではありません。