Vol.35-2
2014年1月21日(火)午前9時@成田空港。
この日のために、長年愛用して色褪せていたブルーのGジャンを黒に染め直しました。 1998年、まだ現在のピンコレクタークラブが発足される前に、ラスベガスのハードロックホテルが主催していた会員制のピンコレクター向けネット通販ページで購入した「PINHEADS(ピンヘッズ)」ロゴのデニムジャケットです。 今から16年前に限定で発売されたものなので、ピンイベントの会場に着て行けばきっと目立つに違いない。 丁寧に仕上げてくれた業者さん、どうもありがとうございます。
実はロゴホリック、未使用の同商品をまだ2着持っている。 あと20年は大丈夫だ!(左)
(そう言えば1枚もGジャンの写真を撮らなかった)と思ってたら、でぇもん♂さんが撮ってくれてたよ!(右)
航空券を発券してもらい、荷物を預けた私たちは、11時の出発までレストランで朝ごはんを食べながら日程の再確認をしようということになりました。 いつもなら必ずハンバーグを食べるのに、同じイベントに行かれるハードロックのマネージャーさんがカレー好きという話をしていたら食べたくなってしまったのでオーダーをカレーライスに変更。
でぇもん♂さんは今回のために、1週間近く前から貴重な仕事の時間を割いてまで旅行の行程表を作ってきました。 飛行機の発着時間はもちろん、現地のバスや鉄道の駅名、所要時間まで細かく書き込まれていてスバラシイ、大変重宝いたしました(私にはできません)。
成田を11時に出発して乗り継ぎ地のシカゴへ。 広ーい空港には、酒々井のアウトレットにもある人気のポップコーン屋さんがありました(全然並んでねえ)。 シカゴにも歴史の古いハードロックカフェがあるのに、朝の7時では営業していないので残念ながら訪問記録は諦めることに。 とりあえずタクシーで外観だけでも見に行ってやろうかとも考えましたが、フロリダの熱帯を想定した軽装で空港の外に出ると死ぬと言われたので(笑)、3時間ほど空港の中を徘徊したのち、オーランドへ向かいました。
雪で真っ白なシカゴの朝。 マイナス何度だったんだろう?
遂にやって来た \(^o^)/
空港からタクシーでハードロックホテルのあるユニバーサルスタジオへ向かいます。 パークの入口に、大阪でも見慣れたユニバーサルのロゴを発見して大興奮!
いい天気でよかった!
ホテルのチェックインは、リワード訪問記録のシステムに関して納得いかない点があったので、受付のお姉さんに状況を説明して理解してもらうのに20分ほど要しましたが(笑)、ロゴホリックの英語力でも平和に解決することができて無事クリア。 受け取った部屋のカードキーは、私の分がユニバーサルロゴのデザインで、でぇもん♂さんのカードにはスピルバーグのE.T.が描かれていました。
ロゴ: 「このカードキー、他にもデザインがあるのかな?」
でぇもん♂: 「あるかもしれないね。」
同じ部屋に連泊する場合は、初日に受け取ったカードを数日間使い続けることになりますが、私たちの場合は翌日がタンパホテル、23日がハリウッドホテル、そして24日には再びオーランドのホテルに戻ってくるので、 3日後には新しいカードキーをGETするチャンスがもう1度あるのです。 タンパとハリウッドのカードキーにも複数のデザインがあるのなら仕方ないけど、4日目のオーランドは是非とも1回目とは違うデザインのカードにしてもらわないと!
わざわざ海パンを持って行ったのに、泳ぐ時間がなくて残念!
初日の宿泊はセキュリティの高い7F。 このフロアのみ、エレベーターでもカードキーを入れないとFのボタンが押せないようになってます(VIP待遇)。
ラスベガスのホテルはハードロックロゴの入ったアメニティがたくさんあったのに、オーランドホテルの部屋にはあまり置いてませんでした。 ロゴ入りのメモ帳や石鹸、シャンプーなどは持ち帰りましたが、何かモノ足りない感じです。 このでっかい抱きまくらを持ち帰ってやろうか(ムリ)。
ホテルのチェックイン時に貰えた非売品ピンとロックショップで買ったロゴピン♪(左)
HRC成田の金銀ピンにそっくりなピンをオーランドホテルで発見&即買い!(右)
ホテルのロックショップには、ちょうど同じタイミングで東京店から研修に来ている女性スタッフのモナコに会えました。 わからないことだらけの初めての地で知り合いが居るのはとても心強いです。 実際、旅行中には大変お世話になりました(ありがとうございます)。 個人的には、今回の旅行の最終日に行われる(海外の)ピンイベントに、日本のMCDスタッフが初めて参加することになるというのが実に有意義だと感じています。 元々は日本のピンイベントも、オークションやラッフルなど、海外のピンイベントで行われていた要素を少しずつ追加しながら発展してきたものなので、是非とも今後の国内イベントの参考にしてほしいところ(目に焼き付けましょう)。
ハードロックカフェのピンコレクションを続けて20年以上、初めて訪れるハードロック本部のあるオーランド。 まだインターネットが無かった時代、集め始めたばかりの90年代前半のこと、メキシコ出張の際に乗り継ぎのダラスで知り合ったアメリカ人コレクターのおじさんに、FAXの文章ではどのピンを既に持っているのかを上手く説明することができず、自分のコレクションを紹介するために所有するピンを全て収めた「ピンズビデオ(VHS)」を送付することで自己満足していた私は、1998年に出版された「ピンコレクターズガイドブック」を見て仰天することになります。 同じ都市から幾つものバリエーションが発売されていたとは! そしてアメリカには、その全てを集めようとするコレクターが存在することに驚き、自分のレベルはまだまだ低いと痛感したのでした。
オーランドのロゴピンは見た目がほとんど同じでも「CAFE」のフォントや加工方法などに違いがあるのです。
1996年までに作られたピンバッジを写真入りで紹介しているガイドブック。
4人のアメリカ人コレクターにより出版された(左)
150ページに及ぶプライスガイド。
トレードの目安にするため、2001年までに作られたピンの価値がドル換算でリストされている(右)
そして私は遂に、世界で1番大きいと言われているオーランドのハードロックカフェにやって来ました(そうなの?)。 ガイドブックに載っていたページ左上のロゴピンは、今から24年前、確かにこの店で販売されていたものなのです。 1つの店舗に何台ものキャッシャーがあり、ショップだけでも10人以上のスタッフがいるみたいです。 日本のハードロックのスタッフはみんな若い人ばかりなのに、オーランドのカフェは案内係のスタッフが白い髭のおじいさんです。 しかもどこかで見たことあるような人です。
名前を聞いてみるとこの人、昔は一般のピンコレクターで、何度もメールのやり取りをしたことのある知り合いでした。 確かハードロックの公式ページでも、どこかの都市のピンマスターを担当していたような記憶がありますが、スタッフの人ってピンクラブ/リワードの会員になれないんだよね(いいのか)? でも今回は、ワシントンDCのコレクターからロゴホリック宛に送られてきたロゴピンを店で預かってくれてたので、特別に目を瞑っておいてやろう。
ハードロックホテルからユニバーサルスタジオの前を通ってカフェ&ライブへ!
ハードロックカフェのロックショップには、巨大なウィンドウにたくさんのピンバッジコレクションが展示されていました。 その大きさと数を見ると圧倒されそうですが、冷静な鑑定士のロゴホリックが見たところでは新しいピンがほとんどで、その価値云々よりもカラフルなコレクションを集めてインテリア性を重視した感じです。 成田店の入口に飾ってあったコレクションのほうが、プロトタイプや入手困難なピンがたくさん収められていた分、コレクターが確実に喜ぶ展示内容(日本のピンは人気がある)。
さあ、次はいよいよバーロッカー決勝だ!
ところでオレたち、会場に入ることができるのか???