Vol.14

GO! GO! グランドオープニング!

1. Guam, USA Grand Opening Surfboard
2. Bali Beach Club Grand Opening Sun Logo
3. Yokohama Grand Opening Gold Record

今年の4月27日に、記念すべき世界で100店舗目のハードロックカフェとしてOPENした、HRC神戸のオープニングピンはGET出来ましたか? ギターピンであるというコレクター好みの条件をクリアしている上に、先に紹介したデッドロッカーシリーズのジミヘンモデルのデザインが流用されたというブランドの相乗効果もあり、一躍このピンは世界でも大人気を博しました。 私はサウスポーなので、数少ないレフトハンド仕様のギターピンの発売は、とても嬉しかったのです。

数ある限定ピンの中でも、誰もが憧れるこのオープニングのピンは、毎年発売される各種イベントピンとは違い、GETできるのは新しい店舗がオープンしてからほんの数日間のみ、たった1度のチャンスを逃してしまうと、あとはもうインターネットでオファーしているコレクターを探すしかないのです。 これらオープニングピンの虜になったが最後、貴方はもうオープニングハンター! 今まで手に入れ損なっていたオープニングピンを求めて、ドキドキワクワクのネットライフを満喫して下さいませ。 根気強く(執念深く)探せば必ず見つかるハズです。

「新婚旅行で海外に行ったら、たまたまドコソコのオープニングの日でさぁ、記念のTシャツは買ったんだけど、ピンズも買っておけばよかったなぁ(涙)。」というのはよくあるパターン(ないか)。 過ぎた事にいつまでもクヨクヨするのはよくありません。 新婚旅行で思いっきりラブラブトラベルを楽しんできたくせに、オープニングピンまでGETしたいというのはダメです、欲張りすぎ。 こういうのを、“二兎追う者は一兎得ず” といいます。 私はいつか新婚旅行など行ったら、どこか新しいHRCのオープンの日をあらかじめ調べておいて、甘〜いハネムーンを満喫した上に、オープニングピンもGETするんだあ(憧)。 こういうのを、“一挙両得” といいます。

もともとオープニングピンというのは、新店舗の開店にあわせて従業員達に配られる、スタッフ用の物しかなかったのですが、1992年10月、HRCジャカルタで初めて一般発売用のオープニングピンが作られました。 この新しい試みは、出来れば同じ92年にオープンしたHRC大阪にやって欲しかったねえ。 大阪店では、もちろんスタッフ用のオープニングピンしか作られなかったのですが、1000個も作られたなら、お店で販売してくれてももよかったのになあ。 あ、一般発売されたオープニングピンは、コレクターの間では “GO(ジーオー、randpeningの略)ピンと呼ばれています。

コレクションを始めるにあたって、なにかテーマを決めて集めると面白いよ!と、LogoholicSpeaksのVol.1で書きました。 私はご存知のとおり、シンプルでありながら奥が深い(!)ロゴピンがテーマなのですが、世の中にはやっぱりいるんだよね、オープニングピンコレクター! 現在では殆どの都市で、一般発売用のオープニングピンと、スタッフ用のオープニングピンの2種類が作られるので、揃えるのも大変。 結婚している人ならば、奥さんの理解なしでは出来ないでしょう。 私の友達にもいっぱいいるのよ、夫婦で仲良くコレクションしている人たち。 財布の紐は、どっちが握ってんだろ? そういう人たちは、口を揃えて 「私たちピンズ貧乏なんですよ〜。」 と、これまた決まって奥さんの方がこう言うのですが、貧乏になるほどピンズを買うなんて、いったいどんな食生活してんだろ? 私はこれでも、ちゃんとお小遣いの範囲内でコレクションしてるんですよ。 どなたか私と仲良くコレクションしてみませんか(男性お断り)? 私もそのうち徳川の埋蔵金でも発見したら、世界全都市のオープニングピンを揃えて皆さんにお見せしますので、楽しみにしててね。

私など、もう長い事ダラダラとコレクションを続けているので、その数こそ随分と増えてきたのですが、人並み以上の努力と時間を費やせば、あっという間にその数も軽く1000個は超えるでしょう。 私の知り合いの日本人で、約2年とちょっとのコレクション歴で、もう既に部屋の中に置ききれないほど増やした男がいます。 こういう根性のある日本人コレクターを大切にしたいねえ。 彼はコレクションするのみならず、その知識も豊富で、持って生まれた “百万ドルの笑顔” を武器に、底知れぬウンチクで周囲の人間を全てコレクションの虜にしてしまうほど魅力的な人物なの。 こういう人があと10人も日本にいたなら、我が国もますますコレクションがブームになるのにねえ。

スタッフ用のオープニングピンについては、またいつか私の気が向いた時(笑)にでも書いてみようかな。 まだまだ他に書く事もたくさんあるのですが、おしゃべりな私は、HRCファンのオフ会等に参加した時など、ついつい次回のためにとっておいたネタまで、惜しげもなく喋っちゃうのよ。

今日は眠いので、続きはまたのちほど。


Vol.15

Back